スペースX、スターリンク衛星を新たに打ち上げ 今月だけで合計183機

スペースXは日本時間2023年7月28日に、「ファルコン9」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた第2世代スターリンク衛星「V2 Mini」は無事に軌道へ投入されたことが、同社のSNSや公式サイトにて報告されています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■打ち上げ情報:ファルコン9(Starlink Group 6-7)

ロケット:ファルコン9 ブロック5
打ち上げ日時:日本時間 2023年7月28日13時10分【成功】
発射場:ケープカナベラル宇宙軍基地(アメリカ)
ペイロード:スターリンク衛星(Starlink V2 Mini)22機

スターリンク衛星は、スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク(Starlink)」で用いられる通信衛星です。同社は、高度や傾斜角が異なる「シェル1」〜「シェル8」に分類された軌道へ、最大4万2000機のスターリンク衛星投入を計画しています。

今回のミッションでスペースXは、第2世代スターリンクネットワークの「シェル6」へ22機のV2 Miniを投入することに成功しています。これまでに打ち上げられたスターリンク衛星の総数は「4881機(プロトタイプを含む)」となりました。

なお、スペースXは2023年7月だけでも従来のスターリンク衛星を2回(102機)、V2 Miniを4回(81機)の合計183機の打ち上げに成功しています。(7月28日現在)

【▲ 第2世代スターリンク衛星「Starlink V2 Mini」(Credit: SpaceX)】

■打ち上げ関連画像・映像

■打ち上げ関連リンク

Source

  • Image Credit: SpaceX
  • SpaceX \- STARLINK MISSION 6-7

文/sorae編集部 速報班

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