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2023年7月27日に公開された動画のテーマは……衆院選注目選挙区！東京15区
今回はMC鈴木邦和と選挙ドットコム編集部で元都政新報記者の伊藤由佳莉で、予想される顔ぶれや選挙区の状況について語っていただきました。
注目候補は？保守王国に野党が入るスキはあるのか？
【このトピックのポイント】
・注目候補は自民党・柿沢氏。政党を渡り歩くも世襲ならではの強さを発揮
・自民党が一枚岩になり切れないなかで野党がどう切り込むかが選挙戦の注目ポイント
・立憲は候補をいまだ立てず。野党共闘の行方が気になる
東京15区 予想される顔ぶれ
東京15区は江東区単一で構成される選挙区で、次期衆院選での区割り変更はありません。
自民党の柿沢未途氏、維新の金澤結衣氏、共産党の小堤東氏が立候補を予定しています。2017年の衆院選に自民党公認で出馬し現在無所属の秋元司氏が出馬するという噂や、立憲が候補を擁立することが考えられ、これから候補が増える可能性がある選挙区です。
この中でも注目なのは柿沢氏。支部長に決定したのはつい先日のことで、かつては自民党の敵だったということもあり地元の反応が気になるところです。
様々な党を渡り歩いてきた柿沢氏ですが、父親が自民党の元衆院議員の柿澤弘治氏であることから、編集部・伊藤は「自民党の支援者層がそのまま乗っかるというよりかは、柿沢家への信頼から一定の票を取ってきた歴史がある」とコメント。
そのため、自民党都連としては思うところがあるものの、選挙は非常に強く次期衆院選でも有力な候補といえそうです。
前回の衆院選で自民党は15区で2人の候補に推薦を出したこともあり、党本部と地元が割れているエリア。もし秋元氏が出馬することになれば、自民党支持層をどこまで固められるかが情勢を左右するポイントとなるでしょう。
衆院選前哨戦 江東区長選挙振り返り
2023年4月24日投開票の江東区長選挙では、柿沢氏が支援した木村弥生氏が当選。一方で次点の山崎一輝氏が自民党の推薦候補で、自民分裂選挙となりました。
支部長になりたい思いがあったのなら、柿沢氏は自民党推薦の山崎氏を支援するのが順当ではないかとMC鈴木。それに対し編集部・伊藤は「自民党だからというより、山崎さんだから。木村さんだから応援する」という15区の傾向に言及します。
また、柿沢氏からすると現職であるにもかかわらず支部長への決定が遅く、江東区長選挙の時点ではまだ決定していなかったことから「党への義理立ては後回しになったのでは」と推測しました。
MC鈴木「しばらく15区、江東区の政治状況はねじれているというか定まらない感じがしますね」
編集部・伊藤「そういう意味では他の陣営さんが間隙を縫って保守王国の東京15区を狙うという動きはあるかなと思いますね」
維新の金澤氏は前回の衆院選も東京15区に立候補し、約4万5000票を獲得した実力者。自民党のスキを突いてどう保守層の票を取り込むかが注目ポイントになりそうです。
また、立憲の動きも気になるところ。すでに共産が候補を立てているなか、野党で票が割れればそれだけ与党有利に働くことは避けられず、どのような決断をするのか注目が集まります。
動画本編はこちら！
自民分裂？前回の衆院選・江東区長選挙を振り返りつつ東京15区を分析！
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