老朽化進む宮城県第二総合運動場の整備方針を検討

宮城県は、施設の老朽化が進む仙台市太白区の第二総合運動場について改修や廃止といった今後の整備方針を検討する有識者会議を設け初会合を開きました。

県庁で開かれた有識者会議には、大学教授やスポーツ団体の代表など5人が出席し意見を交わしました。

太白区にある県第二総合運動場は5階建ての建物に柔道、剣道、弓道場を備えています。

完成から42年と老朽化が進み、バリアフリーに対応していないなど課題が指摘されています。

また、クライミング施設は壁面の作りが国内外の大会の規定に沿わず、2019年度まで3年間の稼働率は1割と低い状況です。

有識者会議佐々木郁子座長「バリアフリー化ですね。一番の問題はそういったところも含めてより良い施設になるように先生方の知恵を借りて提案できれば」

有識者会議は、年内に4回会合を開く方針です。

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