土用の丑の日に合わせ「ウナギのエクレア」販売 洋菓子店オーナーが込めた思いとは 岡山市

「ウナギ」への思いが込められています。岡山市の洋菓子店が土用の丑の日に合わせウナギをかたどったお菓子を販売しています。

何かを見つめるクリッとした目。耳のように見えるのは実は胸びれ。ウナギをかたどったエクレア、その名も「土用のうなエク」(519円)です。

つくったのは岡山市北区番町の洋菓子店「ロマラン」です。5年ほど前から毎年、土用の丑の日に合わせ、期間限定でウナギのエクレアを販売しています。

まるで今にもにょろりと動き出しそうですー―。

(ロマラン洋菓子店/伏見健一郎さん)
「躍動感というか生きてるみたいな、そういうのが表せたらいいなと思いました」

(購入した人はー)
「私の誕生日が26日だったので、ちょうどいいかなと思って買いました。尻尾の方から食べるか頭の方から食べるか、見てたらかわいい顔をしているので食べづらい」

(記者リポート)
「すごいかわいいんでかわいそうなんですけど、頭からいただきます。コーヒークリームがこくがあっておいしいですね」

このウナギのエクレアにはオーナー・伏見さんのある思いがありましたー―。

(ロマラン洋菓子店/伏見健一郎さん)
「子どものころは石をひっくり返したらその下に本当にウナギの稚魚がいたりするんで、旭川に遊んでもらったんですけど、ウナギは絶滅危惧種なので。おいしく(エクレアを)食べていただいて、本物のウナギのことも考えてもらえればいいなと思います」

うなぎのエクレアは7月30日の土用の丑の日まで販売しています。

© 株式会社瀬戸内海放送