「和の光」西川緑道公園華やかに 29日からライトアップ

試験点灯でライトアップされた西川緑道公園=24日

 岡山市中心部の西川緑道公園をライトアップする「西川夏あかり」(市主催)が29日、開幕する。テーマは「『和』感じる光の川辺」。色とりどりの番傘やちょうちん、あんどんを随所に飾り付け、夏の夜を華やかに演出する。

 会場は桃太郎大通りからあくら通りまでの約550メートル区間。木々はカラフルな明かりで浮かび上がらせ、川の上につるしたちょうちんで水面を幻想的に照らすスポットも設ける。

 ハレまち通り(旧県庁通り)の南側は「金魚鉢」をイメージしたエリア。頭上に涼しそうな青色ののれんを飾り付け、地面にはプロジェクターで動く金魚を投影する。

 24日夜に試験点灯され、市職員らがライトの動作や装飾品の位置などを確認した。市庭園都市推進課は「思わず寄り道したくなる雰囲気を目指した。夜のまち歩きをぜひ楽しんで」としている。

 8月31日までの午後6時半~10時。期間中の土曜日(19日を除く)は、野殿橋周辺で飲食や音楽のイベントが同時開催される。

 昨夏の大型観光企画「岡山デスティネーションキャンペーン」の後継となる「おかやま夏旅キャンペーン」の一環で企画した。

金魚鉢をイメージしたハレまち通りの南側

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