「怖がりじゃないとつくれない」日本を代表する “お化け屋敷” プロデューサーが演出 「恐怖の待ち人」広島パルコで今月29日から

暑い夏に背筋が凍る「ひんやり」を体感できる場所といえば、お化け屋敷です。広島市に、日本を代表するプロデューサーが手がけた本格的な「お化け屋敷」が登場です。

暗いコースに、おどろおどろしいBGM…。広島市の「広島パルコ」には、暑い夏には欠かせない、本格的なお化け屋敷が初登場しています。

末川徹 記者
「あす29日、オープンする『お化け屋敷』です。看板を見てください。見ているだけで恐ろしさが伝わってきます。なんだかゾクゾクしてきました。入り口はこちらですが、木の扉が…、音がしました。では、行ってきます」

「恐怖の待ち人」は、オリジナルのストーリーに加えて、ミッションをクリアしないと外に出られません。コースを進むごとに、薄暗い照明がより真っ暗になり、どこからお化けが出てくるかわからない恐怖心が増してきます。

末川徹 記者
「うわ、びっくりした」

撮影は、ここまで…。コースは残り、あと半分ありますが、比べ物にならない恐怖が待っています。

演出を担当した 五味弘文 さんは、多くのお化け屋敷を手がけてきた日本を代表するプロデューサーです。今回は、会場の広島パルコならではのイメージもストーリーに盛り込んだそうです。

お化け屋敷プロデューサー 五味弘文 さん
「広島パルコは、待ち合わせのポイントとしてとにかく有名。『待ち合わせ』をテーマにして、『恐怖の待ち人』にしようと。あとはファッション。『待ち合わせ』と『服』がモチーフになればと思った」

― お化けって怖くないんですか?
「もう怖がりですよ。怖がりでないと(お化け屋敷を)つくれない。楽しみがわからないから」

広島県内で五味さんが手がける本格的なお化け屋敷は、2016年以来、7年ぶり…。屋敷を出た後、「楽しかった!」という不思議な感覚を味わってほしいと話します。

お化け屋敷プロデューサー 五味弘文 さん
「広島の街が大好きなので、広島のみなさんの前に久しぶりに帰ってきて、再び恐怖を届けて、この暑い夏に楽しんでもらえたらという気持ちで作った。ぜひ、その思いを受け取ってもらえたら」

この恐怖に耐えられますか? お化け屋敷「恐怖の待ち人」は、7月29日から8月月27日まで広島パルコで開かれます。

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