川崎F、“フロンターレらしさ”でバイエルンと勝負! 鬼木達監督「面白いゲームに」

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

29日に国立競技場で行われる『スカパー! ブンデスリーガジャパンツアー2023 Audi Football Summit』の川崎フロンターレvsバイエルンに先立ち、両チームが前日会見に出席した。

川崎Fからは鬼木達監督とMF脇坂泰斗が登壇。ブンデスリーガ通算33度の優勝回数を誇り、現在も11連覇中のドイツ王者との力試しだが、鬼木監督は「非常に嬉しく思う」と待ちわびた。

ただ、「フロンターレらしさ、特にアグレッシブな姿勢を出したい。注目を浴びるゲームだから、その期待に応えられるような、観ていて面白いゲームにしたいと思う」と力を込めた。

脇坂も「フロンターレらしい攻撃的なサッカーをして、フロンターレのファン、サポーターはもちろん、すべてのサッカーファンにフロンターレの素晴らしさをお見せできるチャンスだと思って頑張りたい」と語った。

指揮官、選手ともにこの一戦でもらしさを貫く姿勢だが、鬼木監督は個々の刺激になるような戦いも求め、「サッカーは1つのエンターテインメント。互いに素晴らしいサッカーをすることが重要かなと思う」と続けた。

そんな川崎Fではこのシーズン中断期間で故障者が徐々に戻りつつあるが、鬼木監督は「戻ってくる選手もいれば、ケガや体調不良で時間の制限がかかる選手も数多くいる」と慎重を期した。

その上で、「選手個々としても、チームとしても刺激を受けながら、その後に繋がる天皇杯とJリーグに向けて、このバイエルン戦を非常に良いゲームにしたい」とレギュラーシーズン再開後も見据えた。

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