「“警察”と“検察”の指示に従い通帳とカードを自宅ポストに…」 60代女性が特殊詐欺被害に遭う

愛媛県新居浜市内に住む60代の女性が、通帳とキャッシュカードをだまし取られる、特殊詐欺事件が発生しました。

警察によりますと、今年6月下旬、女性の自宅に、ガイダンスの女性の声で「電気料金の未納があり電気が止まる」などと電話がありました。

その後、愛媛県外の警察官や検察官をかたる男から、「あなたの口座が犯罪に利用されている」「罪に問われる」などと言われ、女性は指示に従い、自宅のポストに自分や親族名義の通帳とキャッシュカード計4口座分を入れたところ、だまし取られたということです。

電話が通じなくなったことを不審に思った女性が、相手の名乗っていた県外の警察に電話すると「だまされていないか」と指摘され、28日、警察署に被害を届け出て事件が発覚しました。

さらに口座からは現金約225万円が引き出されていて、警察は特殊詐欺事件として捜査しています。

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