元タレントら3人に聞き取り 国連人権理、ジャニーズ性加害で

東京都港区のジャニーズ事務所

 国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会の専門家が28日、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川前社長による性加害を訴えている元タレントら3人に、大阪市内でヒアリングを非公開で行った。

 同作業部会は25日、東京都内で同じく喜多川氏による性加害を訴えている「ジャニーズ性加害問題当事者の会」副代表の石丸志門さんら4人から聞き取り調査を行った。

 8月上旬まで滞在し、東京と大阪の他、北海道や福島、愛知などで「日本政府と企業が人権上の義務と責任の履行にどのように取り組んでいるか」を調べる。

 8月4日には、日本記者クラブ(東京)で記者会見する予定。

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