乃木坂・久保史緒里、BiSHファンの古田新太にジェラシー

劇団☆新感線の最新作『天號星(てんごうせい)』の記者会見が7月28日、大阪市内でおこなわれ、同劇団に初めて参加するアイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里が意気込みを語った。

いのうえ歌舞伎『天號星』の記者会見に登壇した久保史緒里(7月28日・大阪市内)

■ オファー時は 「なじめるか不安でした」

『天號星』は、荒っぽいことが苦手な裏稼業の元締(古田)と一匹狼の殺し屋(早乙女)の中身が、あるきっかけで入れ替わることで、さまざまな陰謀が渦巻いていく時代劇アクション。久保が演じるのは元締の娘で、この入れ替わり騒動のカギを握る踊り巫女役だ。

「新感線さんはよく観にいかせていただいてて、そのなかに自分が入るということが想像つかなかったです。アクションはあまりなくて、ちょっと違った色の役。癒やしのような役割として、作品のエッセンスになれるようにがんばります」と意欲をみせたが、当初は「(出演は)すごくうれしいけど、すごく人見知りなので馴染めるか不安でした」と振りかえった。

■ 古田新太と「『おとっつぁん』と呼べるほど仲良くなりたい」

そのため、同じく初参加となる女優・山本千尋とともに、「(父親役の)古田さんに、私たちの顔をプリントしたTシャツを渡す」という奇抜な作戦を考えているという。

いのうえ歌舞伎『天號星』の記者会見に登壇した久保史緒里(7月28日・大阪市内)

「早く古田さんを『おとっつぁん』と呼べるほど仲良くなりたいので、乃木坂のグッズや、山本さんと私の顔写真のTシャツなどを渡して、いつか身につけていただけたら、と思ってます」と打ち明けるも、会見に同席していた古田は「私、BiSHのファンなんです!」と衝撃の一言。

しかしそれにも「(BiSHの)アイナ(ジ・エンド)ちゃんのTシャツを着ていて、山本さんと2人でジェラシーを抱いてました(笑)。それでも渡したいと思います」と、対抗心? を燃やしていた。

同舞台には、早乙女友貴、高田聖子、粟根まこと、池田成志らが出演。脚本は中島かずき、演出はいのうえひでのりがつとめる。9月の東京公演を経て、大阪公演は11月1日~20日に「COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール」(大阪市中央区)で上演。チケットは一般1万4800円、22歳以下2200円で、9月18日から発売開始。

取材・文/吉永美和子

劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』

期間:2023年11月1日(水)~20日(月)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区大阪城3-6)
料金:14800円(ヤングチケット2200円※22歳以下)

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