新型コロナ「第9波に突入した」静岡県内の感染急増…1か月前の3倍 医療状況「ひっ迫注意」に

静岡県内の新型コロナウイルスの感染者数が急増していることを受け、県は7月28日、「第9波に突入した」と発表しました。

<県感染症管理センター 後藤幹生センター長>

「こうなってしまったら、第9波と言わざるを得ない」

県は推計される県内の新型コロナの1週間当たりの感染者数について約1万2500人、1日平均にすると1800人に上ると予測し、第6波のピーク時(12148人)を越え、「第9波に突入した」と発表しました。

県内の定点医療機関における前週1週間あたりの感染者数をみると、14.19人と注意報レベルで、約1か月前に比べて3倍近くに増えています。

また県は医療状況の評価レベルを1から2へと引き上げ、医療ひっ迫注意(レベル2)としました。

© 静岡放送株式会社