マフレズのアル・アハリ移籍が正式決定! 5年過ごしたシティに熱い別れのメッセージも

[写真:Getty Images]

サウジアラビアのアル・アハリは28日、マンチェスター・シティからアルジェリア代表MFリヤド・マフレズ(32)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。

イギリス『The Athletic』によると、今夏積極的な補強を続けるアル・アハリはマフレズに対して、年俸4300万ポンド(約78億円)+ボーナスという破格のオファーを掲示。さらに、移籍金3040万ポンド(約54億7000万円)のオファーでシティとのクラブ間合意にも成功し、今回の公式発表にこぎ着けた。

2018年夏にレスター・シティから加入して以降、公式戦236試合に出場し、78ゴール59アシストという成績を残したマフレズ。この間に11個の主要タイトル獲得に貢献し、ジョゼップ・グアルディオラ監督の信頼も厚かった。

昨シーズンも公式戦47試合に出場して15ゴール13アシストの成績を残し、クラブの3冠達成にも貢献したが、選手自身はチャンピオンズリーグ(CL)とFAカップの決勝で出番がなかったことから、今夏の移籍を決意したとも報じられていた。

今回、シティを離れて中東での新たな挑戦を選択した32歳は、シティの公式サイトを通じて別れのメッセージを綴っている。

「マンチェスター・シティでプレーすることは名誉であり特権だった」

「僕はトロフィーを獲得し、フットボールを楽しむためにシティに来て、それ以外にも多くのことを達成できた」

「僕はこのクラブで忘れられない5年間を過ごし、信じられないほど素晴らしいプレーヤーたち、素晴らしいサポーター、そして世界最高の監督やスタッフたちと仕事をしてきた」

「一生に一度の素晴らしい思い出を作り、プレミアリーグのタイトル獲得やリバプール、そして昨シーズンのアーセナルとの戦いは、ベストになりたいという僕たちのコレクティブな願望とメンタリティを強調した」

「マンチェスター・シティは永遠に僕の人生にとって大きくて幸せな部分であり続けるよ」

なお、アル・アハリは今夏の移籍市場ですでにブラジル代表FWロベルト・フィルミノ(31)、セネガル代表GKエドゥアール・メンディ(31)を獲得、さらに懸念事項だった新監督に関してはレッドブル・ザルツブルクを直前に退任したマティアス・ヤイスレ氏の招へいが確実となっている。

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