笹生優花と畑岡奈紗が首位争い 渋野日向子は39位で決勝へ

1打差2位でメジャーの週末を迎える笹生優花(撮影/村上航)

◇海外女子メジャー◇アムンディ エビアン選手権 2日目(28日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6527yd(パー71)

2位スタートのセリーヌ・ブティエ(フランス)が「69」で回り、通算7アンダーの単独首位に浮上した。母国ファンの声援を追い風に、メジャー初タイトルに前進して週末に入る。

通算6アンダーの2位に笹生優花とパティ・タバタナキット(タイ)が並んだ。笹生は出だしの1番をダブルボギーとしたが、その後7バーディ(3ボギー)を奪うカムバックで「69」をマーク。3打差6位スタートから首位に1打差に迫った。

通算5アンダーの4位に、この日のベストスコアに並ぶ「67」で35位から浮上した畑岡奈紗、ギャビー・ロペス(メキシコ)、アリソン・リーが続く。

前年覇者のブルック・ヘンダーソン(カナダ)は通算3アンダーの8位。世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)、ミンジー・リー(オーストラリア)ら歴代優勝者、20歳のローズ・チャンら注目選手たちが通算2アンダーの12位に並ぶ。

10人が出場する日本勢は笹生と畑岡のほか、勝みなみが通算1オーバー28位、渋野日向子が通算2オーバー39位、古江彩佳と山下美夢有が通算3オーバー52位で決勝ラウンドに進んだ。

西村優菜とアマチュアの馬場咲希(東京・代々木高)は通算6オーバー、西郷真央は通算7オーバー、岩井千怜は通算8オーバーで予選落ち。なお、馬場は後半16番(パー3)でホールインワンを達成した。

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