「職務にまい進」誓う 茨城県警察学校で卒業式

代表して答辞を読み上げる根本優輝巡査=茨城町上石崎の県警察学校

茨城県警察学校(小泉辰也校長)の初任科第309期長期課程の卒業式が28日、茨城県茨城町上石崎の同校で開かれ、男性8人、女性5人が警察官としての新たな一歩を踏み出した。

式辞で小泉校長は「知識と経験を積み重ね、県民に安全安心を届けることができる警察官になってほしい」と激励。一瀬圭一本部長は「警察官の仕事は人間と人間の関わりに関すること。どのような人とも良好な人間関係をつくれなければならない」と訓示した。

卒業生代表の答辞で、根本優輝巡査(24)=土浦署配属=が「社会正義を守るため、精いっぱい職務にまい進していく」と誓った。成績優秀者として本部長賞を受けた関脩翔(しゅうと)巡査(20)=つくば署配属=は「被害者の気持ちに寄り添いたい」と力強く語った。屋代佳南(かなみ)巡査(22)=ひたちなか署配属=は「子どもと女性を守れる強い警察官になりたい」と抱負を語った。

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