砺波産オリーブの特産化を目指す会社「オリーブ楽園となみ」(富山県砺波市柳瀬、石黒英悦社長)で、オリーブと同じ中東原産のイチジクの収穫が本格化している。28日は、スタッフ2人が一つずつ丁寧にはさみで切り取った。収穫は11月ごろまで。
3年前からイチジクを育て始めた。皮ごと食べられる「コナドリア」をはじめ、「ドーフィン」「ホワイトゼノア」など4品種をハウス2棟で栽培している。
採れたてで人気が高く、開店後すぐに売り切れる日もあるという。石黒社長は「最近の暑さで一気に熟した。今年は実が大きく、ねっとり甘くなった」と話した。
直売所カフェ「オリーブハウス」で販売。1パック350グラムで価格900円。カフェではイチジクを使ったデザート2種類も楽しめる。