【全文掲載】岸優太「はい!? 俺より楽しんでいたじゃないですか!?」竜星涼、森本慎太郎らの裏切りに大焦り!

2014年から18年まで週刊少年チャンピオンにて連載され人気を博した、原作・小沢としおの代表作「Gメン」を、岸優太主演で実写化する『Gメン』が、8月25日より公開される。このほど、7月25日に豊洲PITにて完成披露舞台挨拶が行われ、岸優太、竜星涼、恒松祐里、矢本悠馬、森本慎太郎、りんたろー。、吉岡里帆、高良健吾、尾上松也、田中圭、瑠東東一郎監督が登壇した。

MC:まずは一人ずつ、ご自身の役柄をご紹介いただきつつ皆様にご挨拶をいただきたいと思います。

岸:どうぞよろしくお願いいたしまーす。門松勝太役を演じさせていただきました岸優太です。役柄は短い言葉で言い表すには難しいですけど、本当に熱いキャラクターで、誰かの為に何かをする感じの、とにかく熱い、ほぼ岸みたいな。本当にイイヤツって感じですね。

MC:そっくりですよね(笑)。

岸:イケてます。

MC:続けて竜星涼さん、お願いします。

竜星:絶世のイケメン、瀬名拓美を演じました竜星涼です。久しぶりに二枚目の役をやって嬉しいです。今日は楽しんでください。

恒松:上城レイナ役を演じました恒松祐里です。レイナはレディースのヘッドと言う役どころなんですけども、一見強そうに見えて、実は純粋で繊細な部分がたくさんある女の子でした。楽しんでください。よろしくお願いします。

矢本:肝田茂樹役を演じました矢本悠馬です。肝田はプロレスが大好きで、エロいことが大好きなんですけど、本番中こんなに下ネタを言ってもいい役があるんだなと思っていっぱい言ったら、ほとんどバッサリ切られてて、すごいショックでした(笑)。今日はよろしくお願いします。

森本:梅田真大役を演じました森本慎太郎です。梅田は昭和顔ということで、本日ちょっと昭和っぽくいけたらなと思っています。私が知っている昭和っぽさは「ブラウン管テレビ」以上となります。ちょっとそこの幅を広げながら、楽しみながらいきたいなと思います。よろしくお願いいたします。

りんたろー。:薙竜二役をやらせていただきました、りんたろー。です。実に22歳の年齢差を超えて高校一年生役をやらせていただいたんですけど、前回、連続ドラマで森本慎太郎くんをナイフで刺してしまうっていう役をやらさせていただいたんですけど、その時に慎太郎君のファンから「#りんたろー。を許すな」と(笑)。今回、許してもらえるように頑張って演じさせていただきました。よろしくお願いします。

吉岡:皆さん、こんにちは。吉岡里帆です。私の演じた雨宮瞳役は、優しくて可憐で、大変暴力性のあるキャラクターです。やんちゃな生徒たちをひとまとめにできるような腕力を持って、今回参加させていただきました。よろしくお願いします。

高良:岸くん演じる勝太に恋する男、伊達薫役の高良健吾です。この年齢で高校生役を出来ることがうれしかったですけど、自分ができないなと思ったんですけど、圭さんがいて、りんたろー。さんもいたので、楽しかったです(笑)。今日は楽しんでいってください。

尾上:加藤侠介役を演じました尾上松也です。よろしくお願いいたします。天王会という悪の組織のトップでして、Gメンの皆さんが微笑ましいエピソードがたくさんある中、一切微笑ましいエピソードもなく、悪の限りを尽くしています。普段の鬱憤をすべて吐き出せて非常に楽しかったです。よろしくお願いします。

田中:八神紅一役をやらせていただきました田中圭です。八神は、金髪リーゼントで、襟足が長い役です(笑)。アクション、ヤンキー、高校生で「なんで俺なんだ?」とか、いろいろ思ったんですけども、主演が岸くんということで、どうしても一緒にやりたいと。どうしても岸くんともう一度!

岸:本当ですか!?

田中:嘘です(笑)。

岸:嘘!?嘘じゃないですよね!?

田中:うそうそ、うそじゃない(笑)。今日はみんなもそうですけど、岸くんの活躍を一番近くで見届けるためにここに来ました。楽しんでください。

瑠東:監督の瑠東東一郎です。よろしくお願いいたします。ようやく皆さんに観ていただけるので、ワクワクしています。よろしくお願いします。

MC:まずは一年G組5人の皆さんに伺いたいと思います。男子高校生特有の雰囲気、空気感がとてもよく出ていたなと思うんですけれども、実際、現場の空気感ってどんな感じだったんですか?

岸:常にしゃべってましたよね。裏も表も。漠然と楽しかったって記憶がすごい残ってる。例えばグループメールとかもして、いろいろ画像とか共有したり。ちょっとエッチな…(笑)。本当にちょっとですよ、全然かわいいぐらいの。面白いね、みたいな感じで共有してましたね。

G組メンバー:そんなのあったっけ?(岸以外、全員しらを切る)

岸:なになに!?「俺、関係ないよ」みたいな。みんなっすよ!俺だけ炎上しますよ!?ダメっすよ。男の子ノリみたいな。そういう楽しさが反映されましたよね。

竜星:全然覚えてない。

岸:はい!? 俺より楽しんでいたじゃないですか!?マジで、なんか自分だけ関係ないみたいな。

森本:特にそんなことなく。僕たちはおすすめのご飯屋さんを送り合ってから。違うグループラインなんじゃないの?

岸:ダメですよ本当に!マジでやめてください。俺がただの変態としか思われないじゃないですか!?本当にこれは連帯責任です。

MC:(笑)。恒松さんから見て、G組の男子たちってどう映ってます?

恒松:本当に男子高校生のようで、こういう話もしてたりとか、さっき言ってたような話をみんなで喋ったりとか、あとは撮影の合間にお弁当があるけど、みんなでラーメン食べに行ったりとか、本当に学生なのかなって。皆さん学生じゃないのに、心をちゃんと高校生にしてるなと思って、端から見てました。

MC:吉岡さんは、担任の先生役ですけれども、見ていていかがですか?

吉岡:このままですね。本当にこんな感じで、皆さん仲良くて。誰が一番面白いこと言えるかみたいなのをすごい競ってるイメージがあるんですよね。言ってましたよね?

森本:撮影の合間とかに、俺がその場で考えた一発ギャグをやるっていうのはめちゃくちゃやってましたけど、あんまりウケなかったんですけどね(笑)。

竜星:りんたろー。さんがずっとやってましたよね?

りんたろー。:うそ…(笑)。やってないって!?完成披露ってこういう感じなんですか!?

岸:でも僕も混ざって、最初ギャグのぶつけ合いで、一発芸を。

矢本:どんなの?岸、めっちゃおもしろいのあったよね?忘れちゃったけど。

岸:本当にやめてください。(会場拍手)マジでやめて、この悪ノリ…。本当に。

矢本:Gメンギャグあったよね?

岸:(会場拍手に)…Gメンギャグですね…。じゃあ超サクッと。ええと、ウケるウケないじゃなくて。いきます!…かーめーはーめー背水の陣!危ない危ない!(会場爆笑)

竜星:素晴らしい(笑)。

岸:けど、いいっすよ!俺だけ好感度爆上がりですよ!

MC:最高でした(笑)。ありがとうございます。そして高良さん、田中さんにも、現場はどんな雰囲気でしたか?

高良:こんな感じです(笑)。

田中:ずっとこんな感じでしたね。

高良:圭さんは冷静にみんなにツッコむんですけど、僕は離れて遠くから見てました。振られるのが怖くて(笑)。

田中:みんなイジり合いで。岸くんがイジられるのはわかるんだけど、慎太郎も意外とイジられキャラなんだなと。岸と一緒で会話が成立しないとかあったよね。ご飯の話で…。

森本:トウモロコシが元々地球上になかった話ですか?

田中:そうそう(笑)!

森本:会話、成立してましたよね!?

竜星:みんながおすすめの料理屋さんとか紹介しあってたんですよ。「ここのイタリアおいしいよね」って言ってたんですけど、慎ちゃんだけずっとチェーン店紹介してたんですよ(笑)。

森本:はい。チェーン店、超うまいんで(笑)。

田中:ずっとこんな感じなんで、すごい楽しそうだなって思うんですけど、これで毎日撮影してんだって、ちょっと不安になりましたね。

MC:松也さんからはどう見えてましたか?

尾上:なんか、のんきだなって(笑)。嘘ですけど(笑)。僕は皆さんと違う現場が多かったので、全員がそろう場面がすごく少なかったんですけど、その中でもこの空気を感じられたので、楽しさは僕にも伝わってましたね。だけど僕、めちゃくちゃ人見知りなもんですから、例えばギャグとかで騒いでても、心のなかでは「バカなことやってんな」と思いながら、ものすごい無表情(笑)。本当は入れてほしかったんですけどね(笑)。

森本:でも僕、めっちゃチラチラ見てたんですよ。たまに、眉毛がピクッと動いてたんですよ。

尾上:バレてました(笑)。でも僕、本当に入ろうと思ったんですけど、プライベートでたまたま慎太郎さんに会ったので、これは話しかけたほうがいいやと思って、お話しに行って「この前は現場でお世話になりました」って言ったら、「ちぇーす」みたいな感じにあしらわれて。それがショックで…。

森本:ちょっと、そんなことないんだって。ちゃんとご挨拶しましたけど!?

尾上:すごい冷たくて(笑)。

森本:なれなれしくしてもアレかなと思ったんじゃないですか…。ダメですよ松也さん!

尾上:ちょっと微妙な空気になっちゃいました(笑)。

MC:岸さんからは先輩方はどんな感じで見えました?

岸:確実に温度感はちょっと違う感じですかね。やっぱり一歩引いて見てくれている、皆さんお兄さん的な感じだったんで。僕が喋る時も、はしゃぐ感じの喋りじゃなくて、大人っぽい感じで。高良さんは多趣味なので、「この自転車どうですか?」とか、圭さんには「最近どうですか?」っていうちょっと…

田中:会話の糸口探してるだけじゃん!?(笑)。

岸:(笑)。松也さんには、ちょっとビビってました(笑)。

尾上:なんでですか!?

岸:やっぱ期間がちょっと短かったです。でも、仲良くなれそうなところでクランクアップを迎えるのが、まあ面白いところですね。

MC:ありがとうございます。吉岡さんにも、映画を観ると皆さんびっくりすると思うんですけど、演じられているのが清楚系の先生かなと思いきや、いきなり豹変するんですけど、すごいセリフもありましたけど、どんな気持ちだったんですか?

吉岡:今日もやっぱり岸くんのファンが本当に大勢来てくださってるじゃないですか。だから、みなさんに本当に嫌われないかなって心配してるんですけど。とんでもない暴言を彼に吐いてます。本当に大丈夫なのかなって、脚本を頂いた段階で「この暴言、大丈夫なのかな」って、ちょっと思いました。でもまあ、面白かったらいいかなと思ったんで、ちょっと振り切って全員にとんでもない暴言を吐いています。

MC:岸さんと竜星さんは、吉岡さんとの共演シーンはいかがでしたか?

竜星:痛かったよね…。

岸:なかなか貴重な経験でしたよね。

竜星:俺の顔を見て永遠に笑うっていう。

岸:ツボって、何十回も撮りなおしてましたよね。

吉岡:ありました(笑)。

竜星:僕の顔見て、「顔が面白い」って、どうしたらいいかわかんないですよ。

吉岡:整いすぎててみたいな。顔小っちゃすぎてみたいなやつです(笑)。なんかわかんないですけど、多分、当時岸くんと竜星くんがすごい仲良くて、それ以降ずっと面白い話とかをしてるんで、面白いエキスみたいなのが出てて、空間に。それに感染した感じでした(笑)。魔物がいたんですよ。

岸:魔物がいましたよね。真剣なシーンなんですけど、面白くなっちゃうみたいな。

吉岡:面白いのに連れていかれるみたいな(笑)。

岸:僕らも何度か流されたりしましたね。そういう真剣なシーンで笑って。

竜星:俺は一生懸命やってたよ!?

岸:俺だって!みんな一緒でしょ!?

竜星:監督がカットかけないからね。

瑠東:めちゃくちゃアドリブするんで(笑)。

竜星:俺監督から「岸を困らせてくれ」としか言われてないから。

岸:だから、日々が地獄でした。うそうそ(笑)。でも生まれてくるものを監督が期待してくださってるくれて。ちゃんと出てきて、よかったものを使ってくださるのかなって。なんかそういう意味で、たまにこうやってハプニング的にですけど、笑いが取れた時はすごい気持ちよく、うまい飯が食えました(笑)。

MC:松也さんは今日の中では唯一の悪役になるわけですけれども、撮影されていかがでした?

尾上:悪の限りを尽くしてましてですね。いい人の片鱗はどこにも出てこないんで、どうしようかなと思ったんですけど、皆さんが雰囲気を作ってくださったので、ものすごい楽しかったです。人を痛めつけるシーンしかなかったんですけど。でも何より楽しそうだったのは監督で、「ああしてくれ、こうしてくれ」って要求してる時の顔が(笑)。これは本物だと思いました。

瑠東:いや、松也さん本当に怖くて、この人、怖い人だなと思って。結構ずっと思ってました。本当に。ずっと最高でしたね。

MC:ありがとうございます。監督はどんな思いでこの作品を撮られたんですか?

瑠東:そうですね。でも、この熱量なんですよね。現場でもずっとこのテンションを保ち続けてくれたので、この作品の肝は熱量だったので、なんかそれだけはすごく込めましたね。

MC:そしてここからは、皆さんに事前に共通の質問させていただいて、答えをすでにフリップにお書きいただいております。まずは自分の演じたキャラ以外で演じてみたいのはどのキャラですか?という質問です。岸さんは瀬名ですか。

岸:めちゃくちゃモテてるじゃないですか。モテないわけでもないというか、好きになってくれる方もいらっしゃいますけど、キャーとも、まあ有難いことに言われたりもするんですけど、ありがたいんですけど…、瀬名の場合、女の子がめちゃくちゃ真剣に見てるんですよ。だからちょっと味わってみたいですね。あんだけの大群の女性たちに追われたいという欲求が…。八王子で撮影した時、オーディエンス0でしたから(笑)。

MC:田中さんは肝田ですか?

田中:はい、単純に矢本くんの肝田がめちゃくちゃ良くて、すごいアドリブもね、多分リーダーシップでめっちゃやってるし、現場も盛り上げてたし、すごい本当に肝の役だったので、すごい難易度高いことやってるなと思って、自分だったらどうなのかなっていう興味も。

矢本:嬉しいー。嬉しすぎて頭ボーっとしてくる(笑)。

MC:監督はレイナ?

瑠東:岸くんと並ぶシーンが近くで見たかったから(笑)。

MC:恒松さんは伊達ですね。

恒松:予告にもあるように、屋上からジャンプする、しかもポケットに手を入れて、何もワイヤーとかつけないままジャンプするシーンがあるんですけど、あれをやりたいだけです(笑)。かっこいいなと思って、以上(笑)。

MC:高良さんは雨宮。

高良:この並びだとウケ狙いで書いてると思われるんですけど、そんなことないんですけど、雨宮先生です。面白かったし、自分も結構キレらるシーンがあるんですけど、楽しそうだなと思って。

吉岡:嬉しいです(笑)。

MC:ありがとうございます。そして、もう一つ質問させていただきました。友情、喧嘩、恋愛と本作は青春がぎゅっと詰まっておりますけれども、皆さんの青春を一言で表すと何ですか?こちらもフリップにお書きいただいております。岸さんは「汗」。

岸:僕、野球もやってたんで。全力でやってるときの時代のことを思い出すと。

田中:「野球」でいいじゃん(笑)。

岸:でも全力じゃないですか、青春って。イメージも汗かいてる感じとか。

田中:じゃあ「全力」でいいじゃん?

岸:野球を全力でやったら汗出るんですよ。だから、そういう意味でイコール「汗」(笑)。

MC:「魔法の美容室」とうのは?

りんたろー。:僕が高校生の時、美容室に行ったら、木村拓哉さんとか色んな人の切り抜きを持って行くんですけど、誰の切り抜きを持って行っても必ず角刈りになるっていう美容室があって(笑)。僕の青春はこれです(笑)。

MC:矢本さんは「楽園」?

矢本:結構、学生時代にちやほやされてて、本当何もしなくてもご飯が出てきたりとか、ノートとらなくても書いたノートが机の中に入ってたり、カリスマだったんです(笑)。楽園でした。

MC:竜星さんは「メントス」?

竜星:高校生の時に、誕生日があったんですね。それでホームルームのときに、みんながお菓子をくれて。そういうことされことがなかったから、「友達っていいなあ、青春だなあ」と思ってたら、炭酸飲料にメントス入れて全部噴射して…。僕の中では学園はメントスの味。メントスの香り。

MC:「映画館デート」とは、田中さん?

田中:この仕事を始めてから映画に行くのって、楽しいだけのものでもないという観方に変わってしまって、友達だったりとか、マネージャーだったりとか、男女問わず普通に行けちゃうんですけど、なんか学生のときって「映画館はデートで行くもの」みたいなのがすごくあって。あの感覚って僕にとっては学生の時だけのものだったなと思って。ちゃんと小さく「『Gメン』観に行くしかないでごわす」って書いてあるんです(笑)。宣伝も兼ねて(笑)。

MC:そして高良さんは河川敷。

高良:これは住んでた家の目の前が河川敷で、その周りに友達も多かったので、河川敷がたまり場だったので、そこで花火したりいろいろ遊んで。いまだに帰ると行っちゃいますね。

MC:そして吉岡さんは「浴衣でお祭り」

吉岡:定番ですけど、地元のお祭りに、例えば女の子のグループで行きました。地元のお祭って気になる人が来てたりしません?で、すれ違ったとかいうだけで、「すれ違ったよね!?」みたいな(笑)。あれがめっちゃ青春だったなと。大人になって今すれ違ってキュンとするみたいなことはないので、これ青春だったかもなあって思います。

MC:松也さんは「ウイイレ」?

尾上:「ウイニングイレブン」というサッカーゲームなんですけど、高校時代は朝までやるのが日課でして。いまだに一緒にやってた友達と会話してると、どうしてもウイイレ用語を言ってしまって。当時、ギリシャ代表のキリシテンという選手がいたんですけれども、当時やってた友達に「何してん?」って聞かれると、どうしても「キリしてん!」と言ってしまうという(笑)。ジョン・カビラさんの実況だったと思うんですが、非常に面白かったです。それが私の青春でした。

MC:監督も恒松さんも「現場」。

瑠東:『Gメン』の。こういうノリだったので青春でした。

恒松:学生時代、高校とか中学校もこの仕事をしていたので、なんか本当のリアルよりも、こういう撮影の方が青春を味わう機会が多くて。今回の作品も青春を味わえたので「撮影」です。

MC:そして本作に通じることを書かれている森本さんは「友情」。

森本:友あっての今の僕だってのもあるんで、これそのものが青春ですね。

MC:岸さん、どうですか皆さんの青春は?

岸:いやあ、本当に、でもあれですね。その時にしか味わえないその瞬間っていうね。みんなそれぞれ大事なもの。あんまりこういうのを共有する機会がないじゃないですか。だから今日みんな、こういう生き様してきたんだって。生き様っていうか(笑)。なんかそういうのいいですよね。

MC:ありがとうございました(笑)。

『Gメン』
2023年8月25日(金)より、全国公開
原作:小沢としお「Gメン」
監督:瑠東東一郎
脚本:加藤正人 丸尾丸一郎
出演:岸優太 竜星涼 恒松祐里 矢本悠馬 森本慎太郎 りんたろー。 吉岡里帆 高良健吾 尾上松也 田中圭
配給:東映

【ストーリー】 名門・私立武華男子高校。4つの女子高に囲まれ、入学すれば“彼女できる率120%”はカタいというこの高校に、「彼女を作る!」という理由ただ一つで転校してきた高校1年生の勝太。しかし、勝太のクラスは、校舎も隔離され教師たちも怯える、問題児集団=【1年G組】だった。荒れ果てた校舎とクセが強すぎなクラスメイト達に唖然とする勝太。自らを“校内の肥えだめ”と自虐するクラスメイトたちに、「もっとプライド持てよ! 這い上がってやろうじゃねえか!」と吠える勝太は、彼女が欲しいという一心だけで、転校早々G組をひとつにしていく。学年トップクラスA組のエリートで校内イチのイケメン・瀬名との出会い、勝太を目の敵にするレディース集団・多摩黒天使(ブラック・エンジェル)のヘッド・レイナとのロマンス(?)、色々な意味で勝太に迫る2年の伊達、何かと訳知り顔で見守る3年の八神“モテたい”だけが目的だった勝太だが、空回りしながらも友達想いのまっすぐな勝太の性格に惹かれた仲間たちとなんだかんだで楽しい日々を過ごしていく。しかしそんな勝太たちに、今や都市伝説と化している不良グループ=Gメンが死闘の末に潰したはずの凶悪組織=天王会の魔の手が忍び寄っていた。

©2023「Gメン」製作委員会 ©小沢としお(秋田書店)2015

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