マンチェスター・ユナイテッドは、イングランド代表DFハリー・マグワイア(30)へのウェストハムからのオファーを拒否したようだ。イギリス『BBC』が伝えた。
チームのキャプテンも務め、イングランド代表としても活躍するマグワイア。一方で、近年はそのパフォーマンスが低下。信頼を失いかけており、序列が下がっている。
ファンからの信頼を失いつつあるマグワイアに対し、エリク・テン・ハグ監督は「チームにとって重要な存在」とコメント。一方で、キャプテンを剥奪し、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが今季から新たに務めることとなっていた。
マグワイア本人の意思が重要にはなるが、移籍を望めばユナイテッドは放出する可能性を閉ざしていない。その中でオファーを出したのがウェストハムだった。
デイビッド・モイーズ監督はマグワイアを評価。ユナイテッドに対し、2000万ポンド(約36億3000万円)のオファーを提示したが、ユナイテッドはこれを拒否したという。
ユナイテッドは、2019年夏にレスター・シティからDFとしての史上最高額となる8000万ポンド(約145億円)で加入したマグワイア。ユナイテッドの守備を支えてきており、キャプテンの座を下ろされてからもクラブに貢献する意思を示していた。
残り契約は2年間あり、ユナイテッドも簡単に手放す気はない。ウェストハムはアーセナルにイングランド代表MFデクラン・ライスを売却した資金があるだけに、ユナイテッドを納得させるオファーを出せるのか注目だ。
