女子ゴルフ・小滝選手、初V報告 地元のひたちなか市長表敬 茨城

大谷明ひたちなか市長(左)にツアー初優勝の喜びを語る小滝水音選手

国内女子プロゴルフツアー「大東建託・いい部屋ネットレディース」(20~23日・福岡県)で、ツアー初優勝した茨城県ひたちなか市出身の小滝水音選手(25)が28日、同市役所の大谷明市長を表敬訪問し、悲願の頂点に立った喜びを伝えるとともに、さらなる飛躍を誓った。

当初は優勝の実感がなかったという小滝選手。卒業した市立大島中の同級生らから祝福の連絡が相次ぎ、「ようやく優勝の実感が湧いてきた」と振り返った。

プロ7年目での初優勝に「長かった」としみじみ語った。けがなどでつらい時期もあったが、「これまでの試合でトップ10や5に入ったこともあり、頑張り続ければ優勝まで行けると信じていた」と話した。

今後の目標は「1年以内にレギュラーツアーでもう1勝」と意気込み、「長く活躍できる選手になりたい」と先を見据えた。

表敬訪問には、母親の繭子さん(49)や地元後援会関係者らが同行した。大谷市長は小滝選手に花束を贈り、「地元で育った方がトッププロになり、優勝した。素晴らしい」と、さらなる活躍に期待を寄せた。

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