ハリー・スタイルズ新曲と心温まるスピーチ、トニー・ベネットが96歳で死去、ジャスティン・ティンバーレイク新作:今週の洋楽まとめニュース

今週の洋楽まとめニュースはハリー・スタイルズに関する話題から。

ハリー・スタイルズが【Love On Tour】を完走した。最新アルバム『ハリーズ・ハウス』で大成功を収めた彼は、現地時間2023年7月22日に大規模なツアーの千秋楽をイタリアのレッジョ・エミリアのRCFアリーナで迎え、2度のアンコールとともに最終公演を締めくくった。

スタイルズは、まだタイトルが発表されていない新曲でライブを終えた。この曲は約10分間続き、彼がピアノを演奏するインストゥルメンタル・バラードだった。

【Love On Tour】最終公演で突如披露された新曲に多くのファンが反応したことで、スタイルズの名前と“新曲”という言葉が現地時間土曜日にTwitterでトレンド入りした。約2年間にわたって続いたツアーの感動的なフィナーレとなった。

ハリー・スタイルズ、新曲と心温まるスピーチで【Love On Tour】を締めくくる

現地時間2023年7月21日、トニー・ベネットが米ニューヨークの自宅で亡くなった。96歳だった。

【グラミー賞】を20回受賞した、“グレート・アメリカン・ソングブック”の比類なき表現者だったベネットは、その70年にわたるキャリアを通じ、故アレサ・フランクリン、故エイミー・ワインハウス、レディー・ガガ、クイーン・ラティファ、マライア・キャリー、バーブラ・ストライサンド、フアネス、エルヴィス・コステロ、故ジョージ・マイケル、スティーヴィー・ワンダーなど、時代やジャンルを超えた素晴らしいアーティストたちと数々のコラボレーションを実現させた。

彼のマネージメント会社からの声明で訃報が発表されてから、著名人や同業者たちがこの高名なヴォーカリストとその偉大なキャリアを讃える追悼文をネットに投稿している。

トニー・ベネットが96歳で死去、エルトン・ジョンなど多くの著名人が追悼

ジャスティン・ティンバーレイクがティンバランドと取り組んでいる新作にネリー・ファータドも参加しているようだ。

現地時間2023年7月25日、ティンバランドは2つの新しいインスタグラム投稿を行った。1つ目は、ジャスティンとスタジオでネリーとFaceTimeをしている写真で、「ザ・ドリーム・チーム@justintimberlake @nellyfurtado」とキャプションされている。スタジオで流れるネリーのボーカルの断片を聞くことができる2つ目の投稿には、「ヤバイな、俺たちは戻ってきた!!!!!!」と添えられている。

これらの投稿は、ジャスティンの6thスタジオ・アルバムでティンバランドとの再タッグが実現することが発表されている中で公開された。ティンバランドは最近、米バラエティ誌の取材に応じ、アルバムのレコーディングについて、「どれも素晴らしいサウンドだ。今は、ジャスティンが作品をどのようにまとめ、いつ、どのようにリリースするつもりなのかということなんだ。彼のような一流のアーティストとなると、すべてが整う必要がある。でも、完成しているし、近々リリースされる」と話していた。

ジャスティン・ティンバーレイク、ティンバランド&ネリー・ファータドと再タッグか

さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、JUNG KOOKの「Seven feat. ラトー」が1位に初登場した。JUNG KOOKは、昨年ソロとして「Stay Alive」が95位、チャーリー・プースとコラボレーションした「レフト・アンド・ライト」が22位にそれぞれランクインを果たし、「Seven」はHot 100における通算3曲目のエントリーとなる。なお、BTSとしてはこれまで6曲が首位を獲得した。

続いて今週2位には、米テネシー州ナッシュビル出身のカントリー・シンガー=ジェイソン・アルディーンの新曲「トライ・ザット・イン・ア・スモール・タウン」が初登場。Hot 100でのTOP10入りは、2011年7月に最高7位を記録した「ダート・ロード・アンセム feat.リュダクリス」以来約12年ぶり、2曲目のランクインとなる。

【米ビルボード・ソング・チャート】JUNG KOOK「Seven ft.ラトー」初登場1位、ジェイソン・アルディーンが2位に続く

そして、テイラー・スウィフトの『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』が2週目の首位をキープした。テイラーは、今週も4位に『ミッドナイツ』、6位に『ラヴァー』、10位に『フォークロア』をランクインさせて、先週に続きTOP10に計4作を送り込んでいる。存命のアーティストの作品がTOP10に4作ランクインしたのは、ハーブ・アルパートが達成した1966年4月2日付以来、約57年ぶりの快挙となる。

続いて2位も、モーガン・ウォレンの『ワン・シング・アット・ア・タイム』が先週に続き同位をキープ。

3位は、先週4位にランクインしていたペソ・プルマの『Génesis』が上昇して、再び最高位に到達。4位に前述の『ミッドナイツ』を挟み、5位もモーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』が先週の6位からワンランクアップした。

【米ビルボード・アルバム・チャート】テイラー・スウィフト、『スピーク・ナウ』再録版首位キープ&2週連続で4作がTOP10入り

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