浜松開誠館 春夏通じて初めての甲子園へ!東海大静岡翔洋を12-8で下す【夏の高校野球静岡大会決勝速報】

第105回全国高校野球選手権記念静岡大会は7月29日午前、草薙球場(静岡市駿河区)で決勝戦が行われ、第4シードの浜松開誠館が12-8で東海大静岡翔洋を下し、春夏通じて初めての甲子園出場を決めました。

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初の決勝進出から一気に甲子園出場を狙う浜松開誠館と2004年以来の夢舞台を狙う東海大静岡翔洋の激突は初回から動きます。浜松開誠館はヒットと相手エラーで2死1、3塁とすると5番加藤の左前適時打で先制します。2回にも1点を加えた開誠館は4回、4番本多駿の右前適時打など打者一巡の猛攻で一挙4点を加え、ゲームを優位に進めます。

反撃したい翔洋は4回裏、1死1、2塁から7番岸川、8番松本の連続適時打などで3点を返します。その後も両者が得点を取り合うゲームとなりましたが、翔洋の反撃を抑え、振り切った浜松開誠館が12-8で勝利、1998年創部で悲願の甲子園初出場を決めました。また、浜松市内の高校が夏の甲子園に出場するのは2002年の興誠(現浜松学院)以来21年ぶりです。

初の甲子園出場を決めて喜ぶ浜松開誠館ナイン=29日午後1時頃撮影

【第105回全国高校野球選手権記念静岡大会決勝=草薙球場】

浜松開誠館 110 043 030=12

東海大静岡翔洋 000 030 131=8

【浜】近藤ー新妻

【東】小根澤、甘田、牧野、松永、牧野ー米倉

【本塁打】なし

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