返却いらず「SIMカード自販機」って便利なの?実際に空港で購入してみた

国外旅行で必須のネットワーク環境。旅先でスマホを使うために『SIMカード』の購入を検討している方も多いと思います。日本では空港のカウンター・家電量販店などで買うことができますが、自動販売機でも手に入るのはご存知でしょうか?

『SIMカード自販機』ってなに?

『SIMカード自販機』は、名前の通りSIMカードを自動販売機で買えるサービス。通信料・日数によって種類が分かれており、旅行・ビジネスなどの訪日の目的問わず幅広いラインナップを展開しています。主に空港に設置されており「日本についてすぐにインターネットを使いたい!」という場合に便利。到着してすぐに買えるので、ホテルまでの移動手段・周辺の飲食店などを調べられます。

『SIMカード自販機』のメリットは?

カウンターで購入できるSIMカード・Wi-Fiルーターなどインターネットを使うための選択肢が複数ありますが『SIMカード自販機』にしかないメリットとは何なのでしょうか?大きく分けて下記の3つが挙げられます。

①Wi-Fiルーターと異なり返却の必要がない
②空港カウンターと違い24時間購入可能
③10,000円札対応のため、入国して両替後すぐに買うことができる

また、24時間365日カスタマーサポートが複数言語で対応してくれるので設定に困っても安心です。

『SIMカード自販機』の使い方は?

「どうやって買えばいいの?」という方のために、北海道の新千歳空港内にある自動販売機を使って購入方法をご紹介します。機体があるのは国際線到着ロビー内にあるエスカレーター横。

空色の明るいカラーと上に書かれたSIMという字が目印です。まずはラインナップを見てみましょう。

1GB(6日間)・50GB(90日間)・無制限(5日間)など、旅行日数やスマホの使用頻度にあわせて選ぶことができます。種類によって色分けされているようです。

購入する商品を決めたら、お金を入れてボタンを押すだけ。クレジットカードは使えず、現金のみの取り扱いとなるのでご注意ください。

ボタンを押すと下からSIMカードの入った箱が出て来るので、それを取り出しましょう。

中に入っているのはSIMカード・説明書(英語・繁体字・簡体字・韓国語・タイ語・日本語の計6言語に対応)。個数限定でSASARUのパンフレットも入っているので、手にした方は是非チェックしてみて下さい。あとは説明書に沿って設定をしたらインターネットを使えるようになります。

渡航先についてすぐ買える『SIMカード自販機』。事前の手続き・返却が不要なのも嬉しいですね。旅行プランに合わせたSIMカードを使って快適な旅行をお楽しみ下さい。

※上記の情報は記事作成時点(2023年7月時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください

© 北海道文化放送株式会社