レジャー施設の43%値上げ 3月から増加、電気代高騰

 国内計190のレジャー施設(遊園地・テーマパーク・水族館・動物園)のうち、43.2%に当たる82施設が2022年4月時点と比べ入場券を値上げしたか、23年中に値上げする予定であることが29日、帝国データバンクの調査で分かった。23年3月の調査時点で値上げ済みか4月に値上げ予定だった62施設(32.6%)から増加した。電気代などの高騰が要因で、夏休みの行楽に影響しそうだ。

 全施設の入場料の23年平均は、前年平均から4.7%(72円)上昇の1612円となった。施設別では、遊園地が5.8%(70円)高い1267円だった。

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