線路脇火災、JR運転見合わせ 首都圏、8万人に影響

JR東日本のロゴマーク

 29日午前9時40分ごろ、東京都北区のJR尾久駅構内の線路周辺で火災があった。警視庁によると、線路脇の電気配線が燃えた。JR東日本は首都圏の一部路線で運転を見合わせ、約4時間半後の午後2時10分ごろまでに再開。77本が運休して30本が遅れ、約8万人に影響した。けが人はいなかった。警視庁や東京消防庁が原因を調べる。

 JR東によると、東北線(宇都宮線)の東京―宇都宮間と高崎線の東京―高崎間、湘南新宿ラインの新宿駅以北、常磐線の品川―土浦間などで一時運転を見合わせた。高圧ケーブルが燃え、信号がつかなくなった。

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