富山商が甲子園へ 富山北部に7―3 高校野球富山大会

優勝を決め喜ぶ富山商ナイン=富山市民球場

 第105回全国高校野球選手権富山大会の決勝は29日、富山市民球場で行われ、春季県大会王者の富山商が富山北部を7―3で下して優勝した。富山商は9年ぶり17度目の夏の甲子園出場。富山北部は54年ぶりとなる聖地への切符を逃した。

 富山商は初回、2死二塁で福田敦士(2年)の二塁打で1点を先制し、二回にも長打で出塁した毛利圭史(3年)が生還した。三回に3連打を浴びて2点を返されたが、四回に単打を集めて3得点。七回にさらに1得点してリードを広げ、意地を見せる富山北部を持ち前の堅守で振り切った。

 全国高校野球選手権大会は8月3日に組み合わせが決まり、6日に開幕する。

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