ルクレール予選2番手「苦戦しがちだったコンディションで好結果を出すことができて嬉しい」フェラーリ/F1第13戦金曜

 2023年F1ベルギーGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはスプリント・フォーマットでの金曜予選で2番手、カルロス・サインツは5番手だった。予選トップのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がペナルティにより5グリッド降格されるため、ルクレールは1番グリッド、サインツは4番グリッドからスタートする予定。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
FP1 4番手(2分08秒148:ウエットタイヤ/8周)
予選 2番手(Q1=1番手1分58秒300:インターミディエイトタイヤ/Q2=3番手1分52秒017:ソフトタイヤ/Q3=2番手1分46秒988:ソフトタイヤ)

 数レース前まではこういったコンディションで苦戦していたので、とてもうれしい。自分のドライビングに関して行ってきたハードワークが報われた。リラックスして走ることができた。

 Q3では、少し早くコースインしてしまったかもしれないが、常にリスクと見返りの両方を考えて決めなければならない。今日はとにかくイエローフラッグを避けたかった。

 良い結果を出すことができた。今日はマックスに勝つことはできなかったと思う。日曜日には彼は追いついてくるはずだ。チェコ(ペレス)もいるから、良い戦いになるだろう。

2023年F1第13戦ベルギーGP 予選トップ3会見(マックス・フェルスタッペン、シャルル・ルクレール、セルジオ・ペレス)

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
FP1 1番手(2分03秒207:インターミディエイトタイヤ/9周)
予選 5番手(Q1=4番手1分58秒688:インターミディエイトタイヤ/Q2=2番手1分51秒711:ソフトタイヤ/Q3=5番手1分47秒152:ソフトタイヤ)

 今日はコンディションが変化し続け、トリッキーな予選だった。コースインするたびにまったく違った路面になっていた。Q1とQ2は順調に通過することができたが、Q3では自分のベストラップをうまくまとめらず、ターン8~9で乱れて、いくつかポジションを落とす羽目になった。

 日曜日は4番手スタートとなるが、悪くはないし、この天候では今週末は何が起きてもおかしくないので、レースで何ができるかを見てみるよ。

2023年F1第13戦ベルギーGP カルロス・サインツ(フェラーリ)

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