県内イオン5店舗で「中山かぼちゃ」 那須烏山のブランド、30日から販売

出荷前に状態を確認する部会員ら

 【那須烏山】市は29日までに、市なすからブランド認証品のカボチャ「中山かぼちゃ」の販売が30日、県内のイオン5店舗で始まると発表した。

 5店舗は、日光や小山、栃木、佐野市、壬生町の店舗。8月1日には興野農産物直売所ととりたて野菜直売所(初音)でも販売開始する。

 販売開始に先駆け、初音の烏山青果物集荷所で行われた初出荷では、JAなす南中山かぼちゃ部会員5人が同JA職員と大きさや見た目を確認した。

 中山かぼちゃは皮が薄く、濃いオレンジ色できめ細かい果肉が特徴。佐藤正宏(さとうまさひろ)部会長(68)=興野=によると、まんじゅうなどの菓子類に加工すると、カボチャの黄色がはっきりと出せるという。

 佐藤部会長は「今年は気温が高く平年よりも生育は進んだが、良好な出荷状況。購入者に喜んでほしい」と話した。

出荷前に状態を確認する部会員ら

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