“戦場カメラマン”と“女優”の風変わりな出会いのワンシーンが解禁『アステロイド・シティ』

『アステロイド・シティ』©2022 Pop. 87 Productions LLC

9月1日(金)より日本公開されるウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作『アステロイド・シティ』より、ジェイソン・シュワルツマン&スカーレット・ヨハンソンが登場する本編映像が解禁となった。

ウェス・アンダーソン監督最新作

アメリカでの予告編公開直後に国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」でトレンド1位を獲得し、すでに日本でも注目が集まっている本作。監督を務めるのは、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)でアカデミー賞4部門を受賞、『犬ヶ島』(18)ではベルリン国際映画祭銀熊賞受賞、その独特な世界観で観客を魅了しつづける天才監督ウェス・アンダーソンだ。原案は、ウェス監督と盟友ロマン・コッポラの共作。脚本はウェス監督が単独で務め、彼特有の世界観に満ちたファン必見の一作となっている。

キャストには、ウェス監督作品ではおなじみの、ジェイソン・シュワルツマン、エドワード・ノートン、ティルダ・スウィントン、エイドリアン・ブロディらに加え、スカーレット・ヨハンソン、トム・ハンクス、マーゴット・ロビー、スティーヴ・カレル、ウィレム・デフォー、ブライアン・クランストン、ルパート・フレンド、マヤ・ホークなど豪華キャストたちが共演する。

風変わりな出会いのワンシーン

映像は、オーギー・スティーンベック(ジェイソン・シュワルツマン)と、ミッジ・キャンベル(スカーレット・ヨハンソン)が砂漠の街「アステロイド・シティ」で出会うシーン。カウンター席がならぶダイナーでワッフルを食べるミッジを見つけたオーギーは、おもむろに彼女にカメラを向けて写真を撮る。シャッター音に気づいたミッジが「断りもなく」と咎めるが、戦場カメラマンのオーギーは動揺した様子もなく淡々と「いつも断らない」と話す。戦場カメラマンと女優の2人だからこその風変わりな出会いが果たされた「アステロイド・シティ」で、このあとどんな事件が巻き起こるのか?

さらに注目したいのは、オーギー、ミッジの後ろで視線を合わせる子どもたち。ミッジの娘ダイナ(グレイス・エドワーズ)の意味深な微笑に動揺するオーギーの息子、ウッドロウ(ジェイク・ライアン)にロマンスの予感も。どぎまぎとした様子で視線をそらしストローをすするウッドロウの横顔がかわいらしく、天才と言われる彼の年相応の姿がほほえましい一瞬だ。

『アステロイド・シティ』は9月1日(金)より全国公開

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