土佐の造り酒屋で跡取り息子として育てられ、やがて植物学の世界で名を残す主人公・槙野万太郎の人生を描く連続テレビ小説『らんまん』（ＮＨＫ朝ドラ）。７月２９日放送の振りかえり回で、第１８週の予告映像が放送された。
受け止めきれない現実に呆然としながら、研究室を後にする万太郎（神木隆之介）(C)NHK
２８日まで放送された第１７週「ムジナモ」では、万太郎（神木隆之介）が珍しい水草を発見。田邊教授（要潤）はその水草が世界中の植物学者を驚かせる発見であることを指摘し、論文と植物画を書くように命じる。植物学教室のメンバーからの期待を背負いながら、論文を完成させた万太郎。しかし、論文に自身の名前が記載されていなかったことが、田邉教授の怒りを買ってしまう。
第１８週「ヒメスミレ」の予告映像では、田邉教授から植物学教室の出入りを禁じられた万太郎が、教授のもとを訪ね「わしのこと、憎んでおられるがですか？」と問うシーンや、万太郎の友人・波多野（前原滉）と藤丸（前原瑞樹）が「標本まで取り上げるなんて！」と声を荒げるシーンが流れた。
さらに博物館の野田（田辺誠一）が「君を高く評価している人がいるんだ」と告げ、万太郎が「わし、ロシアに行きたい！」と宣言するシーンなど、気になる展開が描かれた予告映像だが、なかでも万太郎の姉・綾（佐久間由衣）が「ほれた人間は、一人しかおらん」とつぶやき、夫の竹雄（志尊淳）が「ズギャン･･･」と悶絶するシーンが話題に。
竹雄が万太郎のおなじみフレーズ「ズギャン」を口にしたことで、「竹雄のズギャン！」「来週の見どころは竹雄のズギャン」「綾さま 私もズギャンだよ」「来週は竹雄のズギャンだけを心の支えにして観よう･･･」など、ＳＮＳ上を賑わせていた。
第１８週「ヒメスミレ」は、７月３１日から８月４日まで。放送はＮＨＫ総合で朝８時から、またＢＳプレミアム・ＢＳ４Ｋでは朝７時半からスタート。
文／つちだ四郎
