新潟県内、7月30日も熱中症警戒アラート 29日は全28地点で30度超え、23人が救急搬送

 新潟県内は7月29日、全28観測地点が最高気温30度以上の真夏日となった。このうち新潟市秋葉区は36.7度、魚沼市(小出)は35.1度と35度以上の猛暑日となった。30日も長岡市の最高気温が36度と予想されるなど、県内全域で暑さが続く見込み。

 新潟日報社のまとめでは、7月29日午後5時現在、熱中症とみられる症状で少なくとも23人が搬送された。このうち、重症は加茂市と村上市で各1人で、いずれも80代。短期の入院が必要な中等症は新潟市で7人、燕市と弥彦村で各1人だった。

 気象庁などは29日、新潟県を対象とする30日の熱中症警戒アラートを発表した。アラートは6日連続。

 30日の予想最高気温は長岡市で36度、新潟市、上越市(高田)、阿賀町(津川)で35度。湯沢町で34度、佐渡市(相川)で32度。

 気象庁はなるべく外出を避け、エアコンを活用するなど予防を呼びかけている。

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