保護猫ビフォーアフター〜にびちゃん
今回の主役は、にびちゃん。2歳の女の子です。素敵なお名前は、被毛が「鈍色(にびいろ)」のようだったことと、響きがかわいらしかったことから授けられました。
にびちゃんとの出会いは、ある年の6月、梅雨の時季に訪れました。雨上がりの夜、飼い主さんがお散歩していると、閉鎖された工場の敷地内から猫の鳴き声が聞こえて来たそうです。
「柵があって入れなかったのですが、どうやら１匹ではぐれてしまったようでした。何だか放っておけなくて、柵の隙間から手を差し伸べたところ、その腕に必死でよじ登ってきたので、飼うことに決めました」
後日、にびちゃんを病院に連れて行くと、生後1か月くらい、体重300グラムであることがわかったそうです。
現在のにびちゃんは、とっても元気いっぱい！電動のねこじゃらしが大好きで、よく追いかけて遊んでいるそうですよ。
「同時期にお迎えした『たび』という三毛猫が相棒で、一緒によく駆け回っています」
にびちゃん、たびちゃん、飼い主さん、素敵なエピソードをシェアしてくださり、本当にありがとうございました！
※この記事は、取材協力者さまのご了承をいただいたうえで制作しています
取材／ねこちゃんホンポ編集部
文／佐藤ミジー
