夏の港町にまだら、チアの熱気 4年ぶり、岩瀬でみなと祭

岩瀬まだらを披露する出演者=富山市の岩瀬カナル会館

 第76回岩瀬みなと祭・白えび祭は29日、富山市の岩瀬カナル会館で行われた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となり、住民らが活気のある祭りを楽しんだ。歌や踊りなどの多彩なプログラムが繰り広げられ、夏の港町を熱く盛り上げた。

 日本舞踊家の花柳松香さんが主宰する花柳松香会や、岩瀬まだら保存会、岩瀬小の児童らが地域に伝わる祝い唄「岩瀬まだら」を披露。来場者は手拍子をしながら、優雅な踊りに酔いしれた。

 富山チアリーディングチームPUPPYSによる演技や北部錬成館による模範演技、島田純子フラメンコ教室ALEGRIAの踊りなどが披露され、会場を盛り上げた。

 お楽しみ抽選会や盆踊り、花火の打ち上げもあった。焼き鳥やフランクフルト、チョコバナナなどを販売する屋台が出店し、来場者を楽しませた。同祭実行委員会の金尾雅行会長らがあいさつした。

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