●夏は9年ぶり
第105回全国高校野球選手権富山大会の決勝は29日、富山市民球場で行われ、春季県大会王者の富山商が富山北部を7―3で下して優勝した。富山商は9年ぶり17度目の夏の甲子園出場。富山北部は54年ぶりとなる聖地への切符を逃した。
富山商は初回、2死二塁で福田敦士(2年)の適時二塁打で1点を先制。二回にも三塁打を放った先頭の毛利圭史(3年)が暴投で生還した。三回に2失点したが、四回に3安打を集めて3得点。七、八回にも好機を生かしてそれぞれ1点を加えた。
全国高校野球選手権大会は8月3日に組み合わせが決まり、6日に開幕する。