懐かしのビリーズブートキャンプ、心斎橋で「Victory!」

2007年頃一大ブームを巻き起こしたエクササイズプログラム『ビリーズブートキャンプ』の生みの親・ビリー隊長ことビリー・ブランクスが7月29日、「心斎橋パルコ」(大阪市中央区)に登場。約50人の隊員を前に、『令和版ビリーズブートキャンプ体験入隊イベント』をおこなった。

『令和版ビリーズブートキャンプ』をおこなうビリー隊長(7月29日・心斎橋パルコ)

夏飯とエクササイズを組み合わせた新感覚グルメフェス『FOOD Meets CAMP』を8月15日まで開催している「心斎橋パルコ」と「大丸心斎橋店」。今回その一環としてイベントがおこなわれ、ビリー隊長がおなじみのタンクトップ姿で登場した。

御年67歳だとは思えない、2005年当時と同じ筋肉隆々の体で魅了したビリー隊長。ストレッチのような軽いエクササイズから、動きが大きくスピードも速いエクササイズまで、ノリノリのBGMと「Can it!」「One more!」のかけ声で、30分間ノンストップでエクササイズした。

会場が一体になったエクササイズの後、「人生にはチャレンジがいっぱいあります。自分の体をしっかりケアしなければ、戻すことは難しい。しっかりチャレンジしてください。最初は10分でもいい。どんどん増やしていければいい」と、ゆっくりと語りかけたビリー隊長。

『令和版ビリーズブートキャンプ』をおこなったビリー隊長(7月29日・心斎橋パルコ)

「フィットネスはウェルネス(よりよく生きようとする生活態度)。体が健康であれば頭も同じ。Victoryは人生の勝利。毎朝起き上がる時にVictoryがある。朝起きるとき、髪の毛をといたりおしゃれをするように、パワーもつけないといけません。だから戦いましょう!」と合言葉の「Victory」を何度も口にし、会場の全員で「3、2、1、Victory!」と叫んでイベントを締めくくった。

イベントの最後には1分間の撮影タイムもあり、隊員のリクエストに応えて、大ファンだという伝説の空手家・大山倍達を彷彿とさせる構えをはじめとしたさまざまなポーズを披露。DVDのなかと同じ熱い姿とサービス精神旺盛なキャラクターで、集まった隊員たちの心をがっちりと掴んでいた。

取材・文・写真/上地智

© 株式会社京阪神エルマガジン社