八村倫太郎、愛犬とのツーショットに注目「一緒に撮ることができてよかったです」

ダンス&ボーカルグループ・WATWING(ワトウィン)の八村倫太郎が、1st写真集『record』(ワニブックス)をリリース。29日、都内で発売記念イベントを開催した。

ファースト写真集の感想を聞かれると「お話をいただいたときは実感がなくて、『自分が写真集を作れるんだ』っていう他人事のような気持ちでした。びっくりでしかなかったんですけど、打ち合わせをしたり、どういう写真集にしたいとか話させていただいたりしているうちに、形になっていく感じはありましたけど、それから半年くらい経って、やっと完成して、自分の手元にもみなさんの手元にもいったときに、ようやくできたなっていう感じになって、素直に感動しています」とコメントした。

同写真集は八村の地元の横須賀と東京で撮り下ろした一冊になっている。そんな写真集の中でのお気に入りのカットには、愛犬とのツーショットを挙げ、「実家に愛犬のドリーっていう6歳の女の子なんですよ。僕が抱っこするとこの世の終わりみたいな顔をするんですよ。そばに母がいたんですけど、母の姿が見えなくなってからは、ドリーは、この世界で頼れるのは俺しかいないって顔をしていて、そこからはリラックスしてくれたみたいで、ドリーと一緒に撮ることができて良かったです」と明かした。写真集を採点してもらうと「いろんな方のおかげで100点です。でも客観性を伴ったみなさんの反応次第だと思うので、目指すは1000点です」と力を込めた。

この日はイベント前日の28日に24歳の誕生日を迎えた八村に、サプライズで誕生日ケーキが用意された。当日はライブイベントでメンバーと大阪にいたそうで「この日は大阪でライブがあって、ライブが終わったあとにホテルにいたんですよ。日付が変わる瞬間は、メンバーが僕の部屋に来てくれて『おめでとう』を直接伝えられました。プレゼントも渡してくれてすごく感動しましたね。僕も幸せすぎて、ずっと『ありがとう』と言ってました」と振り返った。

写真集のタイトルが『record』ということで、今後、記録したい目標を聞かれた八村は「8月22日にパシフィコ横浜で行うWATWINGのワンマンライブや11月11日から全国ツアーがあります。初めての試みがあるので、そのひとつひとつを達成したいです」とアピールした。役者としても活動している八村に、役者としての目標を問われると「なにかひとつでもいいから作品に参加させていただきたいです」と話した。続けて「喜怒哀楽の中で怒るのが苦手なんですよ。だからこそ日頃の自分と違う、ちょっとぐれた反抗的な息子とか、社会に対して、違和感も持つ反抗心を持って怒りを表現できる作品をやってみたいです」と目を輝かせた。

最後に八村は「今の僕、今までの僕がすべて詰まっている写真集になっているなと思います。写真というものを通して八村倫太郎という人間をこの写真集を通して、少しでも多くの方に知っていただけたらなと思っています」とアピールした。

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