【大分】大分市上下水道局は市オリジナルのマンホールカードを作った。市在住の絵本作家「ザ・キャビンカンパニー」がデザインしたマンホールのふたの写真を載せている。28日から同市中央町の竹町通商店街振興組合(ガレリア竹町サービスセンター)で無料配布を始めた。1人1枚まで。
同市では2018年に作製した「水辺の生き物」に続き、2種類目となる。今回は4千枚を用意した。なくなり次第追加発行する。休業日はJR大分駅の市観光案内所で配る。
ふたは「南蛮渡来物語」をテーマにデザイン。大友宗麟の時代に南蛮貿易で栄えたと伝わる幻の島「瓜生島」をモチーフに、港で船から積み降ろされる渡来品や異国から訪れた人々を描いている。3月にガレリア竹町に設置した。
カードは下水道への理解や関心を高めてもらうことを目的に、全国の地方公共団体や民間企業などでつくる「下水道広報プラットホーム(GKP)」が企画・監修している。
市上下水道局経営企画課は「当時をイメージしたこだわりのデザイン。ぜひ手に取ってほしい」と話している。
問い合わせは経営企画課(097.538.2404)。