ダンスアーティストとしても実力が認められるジャニーズ Travis Japan

ジャニーズの男性7人組ユニット「Travis Japan」のダンスが評価され続けている。前例のない形でのデビューとなった彼らだが、大きく変貌するときも近いか。

昨年ロサンゼルスに武者修行の旅に出てから、10月に「キャピトル・レコード」から世界デビューを勝ち取ったトラジャ。7月には3作目となる配信シングル「Candy Kiss」をリリースした。ある音楽関係者は「シングルは発売週に約6万ダウンロートを記録して、オリコンでのデジタルシングルランキングでは1位となっていますが、1位とは言え、世間の認知度が低いことや歌が浸透していないこともあって、あまり盛り上がっている印象はないのが残念です」。

それでも、着実に彼らの実力は浸透している。今月はメンバーの中で宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也の3人が木村拓哉がパーソナリティーを務めるラジオ番組「木村拓哉 Flow supported by Spotify」(TOKYO FM)にマンスリーゲストとして出演。ロスでの留学していたときのことや、デビューしてからのことなどのトークで盛り上がった。その中で木村は「Snow ManにしてもSixTONESにしてもTravisにしても今までジャニーズがやってた踊りじゃないからね。正直に言う。俺できねえって思う」と彼らのダンスの力量を絶賛した。トラジャのダンスは、アメリカのオーディション番組「America’s Got Talent」でも認められたが、先輩にも認められた。

ある芸能関係者は「TBSの夏の音楽番組『音楽の日』でもトラジャは『GENERATIONS』の佐野玲於と関口メンディーに、ダンスがすごい上手いやつがいて、と絶賛されています。ジャニーズということもあって、アイドルグループのように見られがちですが、こうやって芸能界の中で実力が認知されるようになると、アイドルグループだったのがアーティストとして見られるようになったりして、また違った展開を見せることもあります。こうやって他のアーティストに認められるジャニーズも珍しいですから、先々、トラジャも面白い存在になるかもしれません」。

人気を含めて大きく変わっていく可能性もありそうだ。

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