29日、高知競馬場で行われた4R・サトノアラジン賞（3歳上・ダ1800m）は、倉兼育康騎乗の4番人気、スペルマロン（せん9・高知・別府真司）が勝利した。1/2馬身差の2着に2番人気のダノンロイヤル（牡8・高知・別府真司）、3着にロイズピーク（牡4・高知・宮路洋一）が入った。勝ちタイムは2:00.6（稍重）。
1番人気で赤岡修次騎乗、アポロテネシー（牡8・高知・田中守）は、7着敗退。なお、5番のガルボマンボは競走除外となっている。
スペルマロンに最後の騎乗でV
レースは、ロイズピークが先頭に立つと、やや後方にアポロテネシー、フィードバック、スペルマロンが続く展開に。3～4コーナーで各馬が逃げるロイズピークとの距離を詰め直線へ。直線半ば、キレのある追い上げで抜け出したスペルマロン、その脚色は衰えず、ダノンロイヤルの追撃を振り切り勝利した。本日引退を控えた倉兼育康騎手、スペルマロンとのラストランを勝利で飾った。
倉兼育康騎手のコメント
「ものすごく嬉しいです。前日に厩務員さんから今回は調子が良いぞ、と聴いていたので、自信を持って乗りました。最後の直線では、本当に一生懸命走ってくれて、この馬には感謝しかないです。（ファンの皆さんに向けて）本当はこの勝利を最後に引退できたら良いな、と思っているんですが、（最終騎乗まで）残りの馬にも一生懸命乗るので、最後まで、応援よろしくお願いします」
スペルマロン 72戦27勝
（せん9・高知・別府真司）
父：ロージズインメイ
母：チャンピオンダイヤ
母父：ダンスインザダーク
馬主：ウエスト．フォレスト．ステイブル
生産者：日優牧場
【全着順】
1着 スペルマロン
2着 ダノンロイヤル
3着 ロイズピーク
4着 ヤマノマタカ
5着 フィードバック
6着 マイネルナイペス
7着 アポロテネシー
8着 ゴールデンブレイヴ
9着 マイネルヘルツアス
競走除外 ガルボマンボ
