金子拓郎、加入から5日でディナモ・ザグレブデビュー! フル出場で得意の突破見せるもPKもらえず…チームは快勝

[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

北海道コンサドーレ札幌から加入したMF金子拓郎が、ディナモ・ザグレブでデビューを果たした。

【動画】クロアチアデビューの金子拓郎、得意のドリブル突破もファウルもらえず…

30日、プルヴァHNL(クロアチア1部)の第2節が行われ、ディナモ・ザグレブはアウェイでイストラと対戦した。

札幌から25日に期限付き移籍で加入が発表された金子。加入間もない中、イストラ戦には[4-3-3]の右ウイングで先発フル出場を果たした。

チームメイトにはカタール・ワールドカップで大活躍を見せたクロアチア代表GKドミニク・リヴァコビッチなどもいる。

試合は6分、ロバート・リュビチッチの前線へのパスをマヒル・エムレリが落とし、ルカ・イバンシッツがボックス手前から右足一閃。ゴール左にミドルシュートが突き刺さり、先制に成功する。

金子はまだチームにフィットしていないのか、なかなかパスが回ってこない中、38分には得意のドリブルを見せる。相手のサイドチェンジをカットしたこぼれ球を拾うと、ハーフウェイライン付近からドリブルスタート。そのまま持ち上がり、相手との一対一で仕掛けてボックスに侵入。相手を抜き去ろうとしたところ、手を使って倒されたように見えたが、これはファウルなし。PKはもらえない。

1点リードで迎えた後半には、57分にディナモ・ザグレブがカウンター。イヴァンシッツがドリブルで運びパス。これを受けたエムレリがボックス内から落ち着いて流し込み、リードを2点に広げる。

ディナモ・ザグレブは69分にも追加点。ボックス右をマルティン・バトゥリナがドリブルで仕掛けると、折り返しがこぼれたところをリュビチッチが蹴り込み3点目。0-3で勝利を収めた。

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