パドレスが完封リレーでレンジャーズに快勝 ダルビッシュ6回無失点

【レンジャーズ0-4パドレス】@ペトコ・パーク

逆転でのプレーオフ進出を狙うパドレスは、2回裏に集中打で4点の先制に成功。援護をもらった先発のダルビッシュ有が6回無失点の好投を披露すると、リリーフ陣も3投手が無失点で繋ぎ、完封リレーでレンジャーズに4対0と快勝した。ダルビッシュは8勝目(7敗)をマークし、レンジャーズ先発のマーティン・ペレスが4敗目(8勝)を喫している。

前回登板で今季ワーストタイの7失点を喫したダルビッシュだが、強豪相手に本来の姿を取り戻した。初回に先頭から2者連続で四球を与えてしまったものの、2つの三振を奪い無失点で切り抜けると、2回にも先頭に二塁打を許しながら3奪三振でピンチを脱出。これで流れを取り戻すと、3回以降はわずか1安打のみにレンジャーズ打線を封じ込み、6回92球、被安打3、与四球2、奪三振9と抜群の投球で勝利を呼び込んだ。

ダルビッシュを援護したい打線も2回裏に機能する。四球と連打で無死満塁のチャンスを作ると、ルイス・キャンプサーノのタイムリー、押し出しの四球、キム・ハソンのタイムリーで一挙4点の先制に成功した。投打が噛み合ったチームはこれでワイルドカード・ゲーム進出圏内まで5.5ゲーム差に。間に4チームを挟むなど苦しい状況に変わりはないが、この日のような戦いぶりを安定して見せることができればまだチャンスはありそうだ。

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