【速報】九州鉄道記念館が開館20年 式典、臨時列車も

九州鉄道記念館(北九州市門司区)は30日、8月8日に開館20周年となるのを前に記念式典を開いた。記念館横の線路に博多駅からの団体臨時列車が到着すると、JR九州の古宮洋二社長や同市の武内和久市長らが吹奏楽の音色とともにツアー客を出迎えた。門司は、1888年に設立された私設鉄道「九州鉄道会社」の本社が置かれた地で、本州との交通の結節点を担った。記念館は2003年に開館し、常時約3千点を展示。レンガ造りの本館は国の有形文化財で、昨年3月には展示車両「キハ0741」が気動車として初めて国の重要文化財に指定された。

© 一般社団法人共同通信社