土用の丑の日 岡山市でもウナギ販売店にぎわう 物価高騰と不漁で去年よりは若干高め

7月30日は土用の丑の日です。岡山市の川魚専門店は、焼きたてのウナギを買い求めるお客さんでにぎわいました。

1953年創業の「光吉商店」です。土用の丑の日に合わせて、愛知県産の養殖ウナギや岡山県産の天然ウナギ、約2000本を用意しました。

養殖を始めてから1年以内に出荷される「新仔ウナギ」は、ほどよい脂がのっていてやわらかく、60年継ぎ足したあっさりめのタレと相性がいいそうです。

(お客さん)
「1年に1回これを食べないと夏を乗り切れないので。家族が全員元気で過ごせるように食べたいと思います」

今年はウナギの稚魚が不漁だったことや物価高騰の影響を受け、光吉商店では、2022年よりも100円ほど値上げしたということです。

(光吉商店店 代表取締役/光吉勇二さん)
「うなぎ1本でビタミンがたくさんとれるので、しっかり食べてこの暑い夏を乗り切ってほしいと思います」

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