女子W杯初のヒジャブ姿 初出場モロッコのDF

韓国戦でヘディングするモロッコのベンジナ(左端)=アデレード(AP=共同)

 オーストラリアのアデレードで30日に行われたサッカーの女子ワールドカップ(W杯)1次リーグH組のモロッコ―韓国で、モロッコのDFベンジナが、イスラム教徒の女性が頭髪を覆うために使う「ヒジャブ」を着けて出場した。AP通信によると、女子W杯で使用されるのは初めて。

 モロッコは初出場。24日の1次リーグ第1戦で出場機会がなかったベンジナはこれが今大会初の出番で、ユニホームと同じ白のヒジャブを着用してプレーした。(共同)

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