放課後ラグビー、気軽に 北上市協会、所属や経験問わず指導

基礎練習に励み、ラグビーの魅力を体感する子どもたち

 北上市ラグビーフットボール協会(千田美智仁(みちひと)会長)は今月、同市などの児童や生徒が放課後にラグビーを学べる教室を開設した。学校、所属、経験の有無を問わず、個人の能力に合わせて成長を後押しするのが特長。次代を担う子どもたちが気軽に練習できる環境を整え、競技人口の拡大や魅力発信につなげる。

 初日の25日は北上・上野中の校庭で、北上、奥州両市の小中学生9人が黒沢尻工高や黒沢尻北高のラグビー部員と一緒に、キャッチやパス、片足跳びで相手にぶつかるなどの基礎練習に励んだ。

 小学5年生から中学3年生が対象で、参加費3千円。黒沢尻北高ラグビー部コーチの小原崇志さん(65)=北上市上野町=らが講師を務める。夏休み期間を含む10月3日までの火曜午後6時半~同8時に練習し、全10回の予定。

 申し込みは岩手県ラグビーフットボール協会の公式ホームページ、問い合わせは北上市ラグビーフットボール協会事務局の高橋信之さん(090.9530.7842)へ。

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