鉛筆1本でふしぎな3Dの作品を創り出している3Dアーティストで絵本作家の永井秀幸さん。
スケッチブックに描かれているのは、奥行きのある個性的な世界です。
全国各地で話題となっている作品の数々が、海を渡って北海道にやってきました。さっそくおじゃましてきましたよ!
いろいろな角度で楽しめる!3Dアートの魅力
『飛び出す魚 2021年』
会場内は4つのフィールドに分かれており、それぞれの良さをじっくりと体感できます。
その中でも象徴的なのが「L字フィールド」です。L字に折られた紙から飛び出す作品を集めています。
いろいろな角度から観賞できるので、どっちから観ると3Dになるか試してみるのもおもしろいですよ!
会場内は基本的に撮影OKなので、好きな作品を写真に収めて自分なりの物語を想像してみるのもいいですね。
手のひらがたいへんなことに!驚きの連続『手のひらフィールド』
『手のひらを貫通する階段 2021年』
永井さんの作品の中でも特に衝撃を受けるのが、手のひらを貫通したかのようなアートです。
いったいどうなっているのか、とても気になりますね。
会場では、永井さんの創作風景の映像も流れているので、3Dアートの秘密にも迫ることができます。
錯覚注意!まるで触れているかのように見える『ドミノ倒し』
『ドミノ倒し 2018年』
会場はカメラやスマートフォンで撮影しながら回ると、一層楽しめます!
肉眼で観ても、立体感が伝わりにくいので、撮影大歓迎だそうですよ。
こちらの作品は人差し指をカメラの前に持ってきて、撮影してみました。
作品に触れるのはNGですので、これは触っているわけではありませんよ。
まるで3Dの世界観に飛び込んだような、参加型の作品展なのが魅力です。
ここでしか観られない!札幌会場に向けて創られた新作も
『札幌×3Dアート 2023年』
今回の特別展では、開催地となる札幌にちなんだ新作も公開されています。
『札幌×3Dアート 2023年』は北海道のグルメといえばおなじみのラーメンをモチーフにしており、壁を突き抜けた大きな手が印象的です!
開催初日となるこの日限定で、永井さんご本人も来場されており、みんテレの取材を受けていました。
特別に、番組へ向けて、壁からとびだす手を書いてくださっています!目の前で描かれていく光景に、思わず目がくぎ付けになりました。
サラサラと鉛筆を進める永井さん。25分ほどであっという間に完成していましたよ。
目の前で「立体感」が生みだされる様子に、リポーターの石井さんはじめ周囲の人々は「おおぉ~!!」と感嘆の声をあげていました。
同展は、8月27日(日)まで、サッポロファクトリーで開催しています。
3Dアートの織りなす独特の世界観に、ご家族みんなでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
永井秀幸(c)
『特別展 永井秀幸 とびだす! ふしぎな3Dアートの世界』
会場:サッポロファクトリー3条館3階 特設会場
開催期間:7月28日(金)~8月27日(日)
開催時間:午前10時~午後5時 ※最終入場は午後4時30分まで
(8月21日~25日は午後1時~午後5時)
チケット:大人(中学生以上) 当日券1,200円 子供(小学生以下)当日券800円
※全て税込表記
※3歳以上有料