成田実生が8位、鈴木聡美7位 世界水泳閉幕、競泳は銅2

女子400メートル個人メドレー決勝 成田実生のバタフライ(上)=マリンメッセ福岡

 水泳の世界選手権最終日は30日、マリンメッセ福岡で競泳が行われ、女子400メートル個人メドレーで初代表の16歳、成田実生(金町SC)は4分42秒14で8位だった。同い年で世界記録保持者のサマー・マッキントッシュ(カナダ)が4分27秒11で優勝した。

 谷川亜華葉(イトマン近大)は予選9位で落選した。

 女子50メートル平泳ぎで32歳の鈴木聡美(ミキハウス)は30秒44で7位だった。ルタ・メイルティテ(リトアニア)が29秒16の世界新記録で制した。400メートルメドレーリレーで男子の日本(入江、渡辺、水沼、松元)は3分32秒58で6位、女子の日本(白井、鈴木、相馬、池江)も3分58秒02で6位だった。

 全日程を終え、競泳の日本は銅メダル2個にとどまった。大会全体で日本のメダルは10個で、史上最多となる「金」四つを、全てアーティスティックスイミングで手にした。

女子50メートル平泳ぎ決勝 力泳する鈴木聡美=マリンメッセ福岡
女子50メートル平泳ぎを29秒16の世界新で制し、歓声に応えるリトアニアのルタ・メイルティテ=マリンメッセ福岡

© 一般社団法人共同通信社