ホイルンドのオールドトラッフォード行きにゴーサイン

写真:ホイルンドのマンチェスター・ユナイテッド加入が間もなく正式発表へ ©Getty Images

デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドの獲得を巡り、マンチェスター・ユナイテッドが所属元のアタランタと合意に達した。30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

報道によると、移籍金は6400万ポンド(約116億円)+800万ポンド(約14億5000万円)のアドオン付き。当初からホイルンド自身はオールドトラッフォード行きを熱望しており、パリ・サンジェルマンからの関心も報じられていたものの、フランス行きは視野に入れていなかったという。個人条件面もすでに合意しており、1年間の延長オプション付きの5年契約になる。

ホイルンドは2003年生まれの20歳。母国の名門コペンハーゲンでプロデビューを飾ると、オーストリアのシュトルム・グラーツを経由して昨年アタランタへ加入。今回の移籍が正式に発表されれば、アタランタからはわずか1シーズンの在籍で離れることになる。また、世代別デンマーク代表にもコンスタントに招集されており、2022年にはフル代表デビュー。今年3月のEURO2024予選のフィンランド戦で記録したハットトリックを含む、4試合で5得点をマークするなど目覚ましい活躍を見せている。

昨シーズンのセリエAにおいては、32試合に出場し9ゴール4アシストを記録。1ゴールあたりに要した時間は204分となっている。

今回の総額7200万ポンドという移籍金は、2016年ポール・ポグバの9325万ポンド、2018年ロメル・ルカクの9000万ポンド、2022年アントニーの8540万ポンド、2019年ハリー・マグワイアの8000万ポンド、2021年ジェイドン・サンチョの7300万ポンドに次ぐ、マンチェスター・ユナイテッド史上6番目に高額な移籍金となる。

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