アーセナルがラジャに関心?指揮官はレギュラー争い促進が狙いか

写真:ハイレベルな守護神争いは実現するのか ©Getty Images

ブレントフォードに所属するスペイン代表GKダビド・ラジャの獲得にアーセナルが関心を示しているようだ。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

アーセナルは今夏すでにイングランド代表MFデクラン・ライス、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツ、オランダ代表DFユリエン・ティンバーら3選手を総額約2億ポンド(約360億円)かけて獲得。昨シーズンの土壇場で逃したリーグ優勝を果たすため、次の照準をリーグ屈指のシュートストッパーに定めたようだ。

ブレントフォードはラジャの評価額として4000万ポンド(約72億円)を設定しており、チームを率いるトーマス・フランク監督は適切なオファーが届けば売却を前向きに検討することを公言している。すでに今夏フライブルクからオランダ代表GKマルク・フレッケンを獲得しており、ラジャの退団に備えた準備が着々と進んでいるという見方が強い。

報道によると、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督はラジャを獲得することによって現在チームの守護神を務めるイングランド代表GKアーロン・ラムズデールとの競争を促したい意向があるという。アーセナル側は公式なオファーを提示するかどうか、現在検討中の段階だ。

27歳のスペイン代表GKはブレントフォードとの契約が残り1年となっており、以前から退団の噂がささやかれている。しかし、移籍市場開幕当初にはトッテナムから関心が寄せられたものの破談に終わるなど、なかなか去就が決まらない状況が続いている。

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