仙台市議選、維新5新人全員当選 統一選の勢い継続、自民は議席減

日本維新の会の馬場代表

 任期満了に伴う仙台市議選(定数55)が30日投開票され、日本維新の会は擁立した新人5人が全員当選した。4月の統一地方選で躍進した勢いが継続した形。地盤の関西地方を中心に議員を増やしてきたが、東北にも波及していることがうかがえる。自民党と立憲民主党は議席を減らした。

 5選挙区で計76人が立候補し、維新は各選挙区に1人ずつ立てた。期間中は馬場伸幸代表ら幹部が応援に入って「身を切る改革」などを訴えた。

 自民は21から18になった。郡和子市長に協力的な会派と批判的な会派に分裂しており、共に減った。立民は12から11に後退。公明党は9、共産党は6で、それぞれ現状維持だった。

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