7月最終日も関東北部は40℃に迫る暑さ 台風6号は沖縄や奄美に接近へ

 31日(月)も関東を中心に晴れて、各地の最高気温は、埼玉県熊谷で38℃、東京都心で36℃の予想で、危険な暑さが続くため、熱中症に引き続き警戒したい。一方、台風6号は、1日(火)にかけて、強い勢力で、沖縄や奄美にかなり接近する見込み。暴風や高波に厳重に警戒し、大雨による土砂災害などに警戒が必要だ。

31日(月)も関東は危険な暑さ 関東中心に熱中症警戒アラート

 31日(月)も太平洋高気圧に覆われ、関東を中心に晴れて危険な暑さが続く見込み。各地の最高気温は、埼玉県熊谷で38℃、前橋で37℃、東京都心で36℃。危険な暑さが続くため、引き続き、熱中症に警戒が必要だ。関東を中心に19の地域に熱中症警戒アラートが発表されている。

 午後は、東・北日本は大気の状態が不安定になるため、局地的な雷雨や激しい雨に注意が必要だ。一方、西日本は晴れる所もあるが、雲が広がりやすく、九州南部を中心に雨や雷雨になる見込み。

31日(月)~1日(火)台風6号の接近で沖縄や奄美は大荒れのおそれ

 大型の台風6号は、発達しながら、31日(月)~1日(火)にかけて、強い勢力で沖縄や奄美に接近する見込み。猛烈な風が吹くおそれがあり、暴風や高波に厳重に警戒し、大雨による土砂災害などにも警戒が必要だ。また、西・東日本の太平洋側は、台風からのうねりが入るため、海水浴などでは高波に注意したい。

今週も九州北部~東北南部は危険な暑さ続く 九州南部や四国は雨の日も

 九州南部や四国は、2日(水)まで雨が降るほか、東北北部と北海道は、3日(木)から雨の日が多くなりそうだ。一方で、九州北部~東北南部は、今週も広く晴れて35℃前後まで上がる日が続く見込み。猛暑は長期戦となるため、油断せずに、水分補給やエアコンの使用など熱中症対策を万全にし、健康管理を続けたい。

(気象予報士・大隅智子)

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