【ナショナルズ２－５メッツ】＠シティ・フィールド
サイ・ヤング賞３度のマックス・シャーザーを放出したメッツは、１対１の同点で迎えた３回裏に３点を勝ち越し。先発のジャスティン・バーランダーの力投もあり、５対２でナショナルズを破った。バーランダーは６回途中まで５安打１失点に抑えて６勝目（５敗）を挙げ、メジャー通算250勝を達成。３点リードの最終回に登板した４番手のブルックス・レイリーが３セーブ目をマークし、ナショナルズ先発のトレバー・ウィリアムスは４回７安打５失点で６敗目（５勝）を喫した。
１回表無死１・３塁から重盗で先制されたメッツは、１回裏にすぐさま反撃。一死１・３塁からピート・アロンソのタイムリーで同点に追いついた。３回裏は先頭のフランシスコ・リンドーアが二塁打でチャンスメイクし、ジェフ・マクニールのタイムリー三塁打とアロンソの犠飛で２点を勝ち越すと、さらに一死満塁からオマー・ナルバエスの犠飛で追加点。４回裏にはリンドーアが21号ソロを放ち、ナショナルズの反撃を７回表のイルデマーロ・バルガスのタイムリーによる１点のみに抑え、５対２で勝利した。
シャーザーを放出したメッツは、バーランダーにもトレードの噂が絶えず、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者によると、バーランダーは「メッツが2024年に優勝を狙うつもりかどうか次第」と発言し、トレード拒否権の破棄について球団と話し合う意向を示しているという。「私は勝つためにここにいる。メッツにそのつもりがないなら、拒否権の破棄に応じる可能性はあるよ」と話しており、トレード・デッドラインまでに大きな動きがあるかもしれない。
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